PoB(プルーフ・オブ・バーン)
PoB(プルーフ・オブ・バーン)
PoB(プルーフ・オブ・バーン)とは?
PoB(プルーフ・オブ・バーン)とは?
PoB(プルーフ・オブ・バーン)は、新しい暗号資産(仮想通貨)を発行するための仕組みの一つです。これは「カウンターパーティ(XCP)」という暗号資産で初めて使われました。
バーン(Burn)とは?
バーン(Burn)とは?
バーン(Burn)とは、暗号資産を誰も秘密鍵を知らないアドレスに送ることを意味します。このアドレスに送られた暗号資産は二度と使えなくなります。お金を燃やして使えなくするイメージと似ています。
PoBとPoWの違い
PoBとPoWの違い
通常、ビットコインはプルーフ・オブ・ワーク(PoW)と呼ばれる仕組みで、新しいビットコインを得ることができます。これは、複雑な計算問題を解くことで報酬としてビットコインがもらえる方法です。
一方、PoBでは、ビットコインを使えなくする(バーンする)ことで、そのビットコインと同じ価値の新しい暗号資産を得ることができます。例えば、1ビットコインをバーンすると、1ビットコイン分の新しい暗号資産がもらえるという仕組みです。
PoB(プルーフ・オブ・バーン)が生まれた背景
PoB(プルーフ・オブ・バーン)が生まれた背景
PoBは、暗号資産をより公平に手に入れる手段として生まれました。ビットコインでは、早く始めた人が有利ですが、PoBではビットコインを皆で出し合ってバーンすることで、同じ価値の新しい暗号資産を平等に配ります。これにより、後から参加した人も公平に暗号資産を手に入れることができます。
PoBの利点
- 公平性:バーンしたビットコインの量に応じて新しい暗号資産を平等に配布するため、早く始めた人だけが有利になりません。
- 低コスト:PoWのように大量の電力や高価な機器が必要なく、新しい暗号資産を得ることができます。
現在のPoBの状況
現在、PoBを採用している暗号資産は少なく、カウンターパーティもあまり活発に開発されていないようです(2021年2月時点)。