【ニュース解説】FRBの金利決定がビットコインにどう影響する? FOMCを前に注目が集まる

FRBの金利決定を前にビットコインの価格予測が困難に

オーストラリアの仮想通貨取引企業ゼロキャップは、米連邦準備制度理事会(FRB)の9月18日の金利決定後、ビットコインの価格が5万3000ドルから6万5000ドルの間で変動する可能性があると指摘しました。

また、CMEグループのデータによれば、50ベーシスポイントの利下げが行われる確率は62%とされています。

市場は利下げに対する期待を抱いていますが、利下げの影響については不透明さが残り、今後のビットコイン価格の動向は予測が難しいとのことです。

さらに、イーサリアム財団の売却による売り圧力も市場に影響を与えています。

FRBの金利決定がビットコインにどう影響するのか?

FRBの金利決定ってなに?

FRBはアメリカの中央銀行で、経済を安定させるために「金利」を調整します。

金利が下がると、企業や個人がお金を借りやすくなります。

お金を借りやすくなると、企業は投資を増やし、消費者もお金を使いやすくなります。

結果として、ビットコインのようなリスクがある投資先にお金が流れやすくなり、ビットコイン価格上昇に繋がることが期待されているのです。

FOMCとは?

FOMC(連邦公開市場委員会)は、米国の金融政策を決定する会議のことです。

FOMCの会合では、米国の金利が引き上げられるか、引き下げられるか、もしくは現状維持されるかが決まります。

この決定が経済全体に影響を与え、ビットコインのようなリスク資産にも影響を及ぼすことから今月17~18日に開催されるFOMCに注目が集まっているのです。

ビットコイン市場の予測が難しい理由

とはいえ、仮想通貨取引企業ゼロキャップの専門家によると、FRBの決定後もビットコインの価格がどう動くかは予測が難しいとされています。

金利が下がっても、市場全体の動きや、11月に行われる米国大統領選挙などの要因で価格が変わるかもしれないからです。

イーサリアムの売り圧力も影響

ビットコインだけでなく、他の仮想通貨にも注目する必要があります。

最近では、イーサリアム財団と思わしきウォレットアドレスが大量のイーサリアムを売却しており、仮想通貨市場全体に影響を与えています。

このような大きな動きによって、仮想通貨市場全体に価格の下落圧力をかけることがあるので、ビットコイン以外の仮想通貨の動きにも注目しておく必要があります。

今月17~18日開催されるFOMC(連邦公開市場委員会)でFRBが金利を大幅に引き下げた場合、ビットコイン市場はポジティブに反応する可能性が高いと予想されていますが、11月に控える米大統領選挙の不透明感もあり、仮想通貨市場は引き続き変動しやすい状況にあります。

ビットコインの価格は、現在5万8000ドル前後で推移しており、FRBの利下げや選挙の行方次第では、さらに上昇する可能性も否定できません。

仮想通貨投資を始めたばかりの方は、このような要因に注目しながら市場の動きを追っていくと良いでしょう。

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