一目均衡表(いちもくきんこうひょう)

一目均衡表(いちもくきんこうひょう)

一目均衡表(いちもくきんこうひょう)

一目均衡表(いちもくきんこうひょう)とは?

一目均衡表(いちもくきんこうひょう)は、株価や為替などの相場の動きを予測するための道具(テクニカル指標)です。この道具を使うと、今後の値動きが上がりそうか下がりそうか、トレンド(傾向)を見やすくなります。

一目均衡表の計算方法

一目均衡表の計算方法

一目均衡表にはいくつかの線があり、それぞれの線を計算する方法は以下の通りです。これを例えで説明します。

  1. 基準線: 基準線は、過去26日間の最高値と最安値の平均を取った線です。これは、26日間の中間地点を表しています。

    • 計算式:基準線=(過去26日間の最高値+過去26日間の最安値)÷ 2

    例えると、基準線は「過去1か月のテストの最高点と最低点の平均点」のようなものです。

  2. 転換線: 転換線は、過去9日間の最高値と最安値の平均を取った線です。これは、短期間の中間地点を示しています。

    • 計算式:転換線=(過去9日間の最高値+過去9日間の最安値)÷ 2

    例えると、転換線は「最近2週間のテストの最高点と最低点の平均点」です。

  3. 先行スパン1: 先行スパン1は、転換線と基準線の平均を取って、26日先に表示した線です。

    • 計算式:先行スパン1=(転換線+基準線)÷ 2 を26日先に表示

    これは、「今月の平均点と先月の平均点の平均を来月の成績表に先に書いておく」ようなものです。

  4. 先行スパン2: 先行スパン2は、過去52日間の最高値と最安値の平均を取って、26日先に表示した線です。

    • 計算式:先行スパン2=(過去52日間の最高値+過去52日間の最安値)÷ 2 を26日先に表示

    例えると、先行スパン2は「過去2か月間のテストの最高点と最低点の平均点を来月の成績表に書く」ようなものです。

  5. 遅行スパン: 遅行スパンは、現在の終値(その日の最後の値段)を26日遅れて表示した線です。

    • 計算式:遅行スパン=現在の終値を26日遅らせて表示

    例えると、遅行スパンは「今日のテストの点数を1か月後に成績表に記録する」ようなものです。

一目均衡表(いちもくきんこうひょう)のまとめ

一目均衡表(いちもくきんこうひょう)のまとめ

一目均衡表は、過去のデータを使って将来の相場の動きを予測するための道具です。基準線や転換線、先行スパン、遅行スパンなどの線を使って、相場のトレンドや転換点を見つけやすくします。これにより、相場の上がり下がりを予測しやすくなります。

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